銀座・七宝麻辣湯 スープ春雨(650円)
銀座三越の地下を歩いていると、肉屋の前にある出店スペースにて、こんな2つの鍋が目に入った。で、看板を見ると、七宝麻辣湯という渋谷にあるお店が出店しているものだった。
ここで売られていたのは、スープ春雨。代金を払って6段階あるスープの辛さから、2番目にやさしい「ピリ辛」を選び、3つ選べるという、ガラスケースに20種類近く陳列されていたトッピング具材から、水餃子、チンゲン菜、そして、
お麩を揚げたものだというフータマを選択。そして、カウンターに移って待つこと約7分。カウンターの一番端に座る自分に器が運ばれてきた。
まず、ピリ辛にしたスープを飲むと、確かに立ち上がりの早い辛さが口の中に広がる。また、スープそのものも濃厚な作りというよりは、比較的あっさりした飲み口。2種類の軽さで作られた味という印象。また、カウンターの上には黒酢、山椒、そして細かく刻まれたニンニクが乗せて食べると、スープの方向性が結構変わる。個人的には、山椒が◎、黒酢が△、ニンニクが味が勝ちすぎて×といった印象。
次に、春雨を箸で持ち上げると…
このように、かなり太めの春雨。これ自身の味はほとんどないので、その弾力とつるつるとした口当たりに乗って、表面に絡むスープの味と辛さを感じるといった位置づけ。まぁ、噛みづらいので咀嚼で味を引き出すという前に、勢いで飲み込んでしまったというのが正直なところであるが。
3種類の具については、フータマはスープにコクを加えるので必須なのだが、それ以上に水餃子の餡が、予想以上にしっかりしていたことに驚き。残りのチンゲン菜は、味というよりは春雨との食感の対比を楽しむといった具合。
具が選び放題ゆえに、かなり味の印象が変わってしまうだろうし、色々な意味で伸びしろを持った味。あとは、この春雨が喉に入っていくような勢いで、伸びしろが上手く埋まってくれればいいのだが。
ちなみに、4月9日まで出店しているのだが、同じスペースにあの骨付鳥の一鶴が出店していたことが衝撃的だった。
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また、ひるどき青森シリーズ記事を2本更新いたしました(更新順は順不同です)。
ひるどき青森シリーズ・その5 ~弘前・「しまや」で食べる、夜の郷土料理~
ひるどき青森シリーズ・その5 ~ひるどき青森シリーズ・その6 ~弘前の隠れ家「酒すたんど 麗ら」で食べる青森おでん、田酒、漬物~
素材力に満ちた弘前の郷土料理と、青森おでんの魅力をぜひご覧ください。