東銀座・ナイルレストラン ラッサムとチキンマサラ
旨いランチと郷土食フリークの皆様、お待たせしました。ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどきは何位になっているでしょう?
マックモアでたっぷりと食べた後は、こちらの方のご案内により、築地のインフォメーションカフェ&ワインバーに集って、地方の旨いものに関する見識が深い、こちらの方とこちらの方により、4時間以上の旨い話が続いた。
そんな幸せな時間の後、お店を出て一度は解散したものの、急遽ナイルレストランへ。
今回は、お店の方から強制的に「ムルギーランチ?」と尋ねられることはなく、落ち着いてメニューブックを眺めてから注文。選んだのは、自分がお客さんとして登場しているこの記事で気になっていたラッサムとチキンマサラ。
最初に運ばれてきたラッサムは、ニンニクの香り豊かなトマトベースのスープ。最初こそ、まろやかなコクが広がるものの、その後はスパイスによる辛さが主役。二口、三口と口にするにつれて、今度は唇がヒリヒリしだす。でも、これが快感となる。
で、ここにスープカレーのようにライスを浸して食べると、ライスが辛いスパイスをすべて受け止めるかのごとく、一粒一粒が強い味となり、スープそのものにはトマトの酸味や甘みの輪郭が、くっきりと浮かび上がる。
飲みやすさと辛さ、そしてスタミナ源となるニンニクが同居するこのスープ、夏に向けて欠かせない一品である。
次に運ばれてきたチキンマサラには、大きめのチキンがたっぷり。
液体ゆえに、すっきりとスパイスの辛さが膨らむラッサムに対して、こちらはゆっくりと膨らみつつも、油断していると口の中で辛さが踊りだすという具合に、きっかけ一つで辛さのエンジンが点火する。
濃厚なスパイスからチキンの旨みへの流れに一体感があり、色アクセントの役割も果たすピーマンのシャキっとした食感は、味アクセントの役割も十二分に果たしている。グリンピースやタマネギもスパイスとしっかりと馴染みつつ特性を出していることで、奥の深さを作りだしている。
また、水分がほとんどないカレーだけに、辛さの感じ方が違うのだが、個人的にはスピード感と重厚感の違いこそあれ、スッキリとそれでいて容赦ない辛さであることに好感を持ち、次もムルギーではなく、これを選びたいと思った。
そう、「ムルギーランチ?」の言葉を受けても、「チキンマサラ!」と自信を持って声にしたい味なのだ。
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