池袋・ミートバルBon 立地とボリュームの系譜

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数ヶ月前に突然閉店した池袋の洋食の雄・ハーイハニー。

外回りのサラリーマンや学生さんから愛されてきたお店の特長は、ひと目で食欲を掻き立てられるそのボリューム。

そんな地にミートバルが開店したのは、数週間前のこと。料理が運ばれてくるまでの時間を忘れさせる、漫画の単行本が収まった棚は姿を消していましたが、カウンターと厨房の位置関係はそのままでした。

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もちろん、メニューで注目すべきは肉料理。特に推されているのが馬肉。燻製に刺し身にと豊富なラインナップが揃う中で、迷いも生じるものです。

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そうなると、やっぱり盛り合わせ系が重宝するもので。

馬肉の燻製盛りは、コリコリの食感から口内の温度で脂がとろけるタンに、バラ肉の一番外側に位置するフタエゴの、弾力に満ち溢れたベーコン、そしてほろっと独特の口当たりから、塩加減をほどよく纏った生ハム。

一口一口の滞留時間が長い特性は、足腰の強い食べ応えといった感じです。

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そのお供は気まぐれサラダ。もしかすると、日本で一番で多くメニューに乗っているサラダの名前は、これなんじゃないかと思ったり。

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そこに牛タンのグリルがセンターに鎮座すれば、テンションも高まるというものです。調理法は違えど、馬と牛のタンを同じタイミングで食べ比べができるのも少ないのでは。

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そして、赤々しく染まった牛ハラミステーキ。こんがり焼かれた皮に包まれたところを一口で。クセのない赤身のエキスがじゅわっと溢れ、ソースに絡めても岩塩で食べても、肉質の広さでボリュームなんてひとっ飛び。

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締めはフォーで。モチモチで張りのある太麺にブイヨンの効いたスープがしっかり絡み、一口飲めば肉を燃やさんとする体温が更に高まってきます。

これにドリンク4杯で一人あたりアンダー4,000円。コストパフォーマンスに優れていたり、ボリューミーだったり。どうやら、この立地の系譜はしっかりと受け継がれているようです。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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