【静岡県伊豆の国市】温泉で胃袋を空腹にしてから臨みたい!!『食事処たけ』の圧巻の本マグロ赤身炙りづけ丼と、フカフカな地アジのフライ

11/06/2018静岡,中部,丼もの,揚げ物,よるどき

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三島駅と修善寺を結ぶ伊豆急行に揺られること約40分、1949年に開湯した大仁(おおひと)温泉の最寄り駅・大仁駅。

小さな駅の少し先、町の中心街に見えてきた一軒の食事処。一見さんにはちょっとハードル高めの渋い外観ですが、外観以上にいい味を出してくれるのは、決まってこういったお店です。

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ガラス引き戸の先で出迎えてくれた小さなカウンター席、そこにはマグロや地魚の入った保冷ケースが置かれ、頭上に貼られた大量の手書きメニューに圧倒されます。

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丼だけでも20種類を軽く超えるバリエーション、『毎日通っても飽きることがない店』という言葉が似合います。

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一つ一つの料理を反時計回りの視線で追うと、呑みのアテにうってつけの一品料理もズラリと。

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魚だけでなく肉も魚も豊富に揃う土地柄を表しています。

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もちろん、宴席にピッタリな座敷席の壁も、短冊で埋め尽くされています。

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そんなラインナップの中から注文したのが、地の本マグロをふんだんに使った赤身炙りづけ丼。

いやぁ…器に咲いた色鮮やかな赤身がたまりません!さっと炙って香ばしさを纏わせた身からは、しっとりとした口当たりに乗って、漬けタレが染みた旨味とほのかな酸味が溢れ出します。

割と一切れでご飯がしっかり進むタイプなので、丼の中には数切れのマグロが残り、思わず日本酒が恋しくなるところ。

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そんな気持ちにブーストをかけるのが、伊豆牛を使ったコロッケと地の鯵をカラッと揚げたアジフライ。これだけの短冊があれば追加したくなるってものです。

「小ぶりだから枚数を多めにしたよ」というご主人の一声に誘われ、早速揚げたてを頬張れば、きめ細かいの衣の先にフンワリした身の食感と青々した風味が。磯の香りがぎゅっと詰まった味に喜ぶしかありません。

一方の牛肉コロッケも、ほっこりジャガイモの中に牛肉の香りとエキスがたっぷり。このお店はビール向けか…日本酒向けかを考えるのは、野暮なんだと教えてくれます。

地の味を堪能していると、カウンター席にはサイクルジャージの学生さんが続々と。合宿中とおぼしき逞しい身体に大盛りの丼が吸い込まれていく姿に圧倒されます。

温泉で空腹にして胃袋が許すだけ食べておきたい。ここはそんな意気込みで臨むべきお店。そして、旅の目的地にしたいお店です!

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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