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【深夜のカツテロ】青森県弘前市『お食事処ふぁーすと』のデカくてブ厚いカツカレー

投稿日:28/09/2018 更新日:

お食事処ふぁ〜すと−01

弘前の歓楽街・鍛冶町。ネオン輝くメインストリートから一本横道に逸れた一角にうっすら輝く看板が一つ。その色褪せ加減や書体が『お食事処ふぁーすと』の歴史を静かに伝えます。

お食事処ふぁ〜すと−02

とんかつ、生姜焼き、唐揚げと、お食事処らしい料理の数々が書かれた黒板メニュー。地元の方にとっては飲みを締めくくるお店としてて愛されているお店だからこそのラインナップ。Free Wi-Fiのシールがアクセントとしていい味出してます。

お食事処ふぁ〜すと−03

夕飯を食べるのにベストな夜7時は、ここにとってのアイドルタイム。先客なしの店内独り占め。

四角く小さなテーブルを囲むように、数えきれないほどの飲ん兵衛の背中を支えてきたイスが並び、茶色い畳の座敷を使い込まれた座布団が彩る。木製引き戸の小さな入口の先に広がっていたのは、夜の帳が降りた町の胃袋の締めくくりを担ってきた、味わい深い空間でした。

お食事処ふぁ〜すと−04

テーブル席の一角に腰を落ち着けて、改めてメニューを見ると料理の多さに悩みが増えます。定食だけではなく中華系から家庭系まで揃った酒の合いの手にピッタリな一品料理。

お食事処ふぁ〜すと−05

気分に合わせて味が選べるラーメンのラインナップに、キラリと輝くざる中華の文字。これぞ青森。

お食事処ふぁ〜すと−06

ご飯物も丼やカレーライスから昭和の締め括りの定番・お茶漬けまで。軽めでもヘビーでも、ほろ酔いモードを締めくくりたい胃袋の隙間に合わせて、多彩なメニューが期待に応えてくれます。

そんなお店の名物がカツカレー。『カツ締め』という言葉で愛される一品は、なんでも飲みの締めに食べるには凄まじ過ぎるボリュームだとか。お酒を飲まずにこのお店に来たので空腹度数はしっかり高め。

調理場から聞こえてくる揚げ油の音は、ジュワぁ〜といった高温一気のそれではなく、低音でゆっくりじっくりのパチパチ型。待ち時間の長さとカツの厚さが比例している証拠。一人で切り盛りしていたご主人が丁寧に仕上げます。

お食事処ふぁ〜すと−07

\バーン!!!/

この世界がマンガだったらそんな効果音が聞こえてきそうな圧巻の姿。「大きい」というよりは「デカい」が似合う一皿の過半数をロースカツが占拠しています。

お食事処ふぁ〜すと−08

さっそく一切れ箸で持ち上げると…重いっ! リフトアップ撮影泣かせの一切れは厚さ4センチぐらいあるのでは!?の豪華版。肉の下味加減は限りなく抑えめで、家庭的な見た目ながらもサラサラしたスパイシーなカレーソースを纏わせてこその味。押し返さんとするエキス担当の赤身肉と、心地よい弾力の甘み担当の脂身とのバランスがよく、食後のもたれもなさそうです。

驚いたのがライスの量が意外に少ないこと。いわばポークカツのカレーソースがけ・ライス沿えといった感じの塩梅なので、あっという間にご飯が終了。

お食事処ふぁ〜すと−09

こんな感じで残ったカツでお皿に残ったソースを拭いながら、完食マジックが0になるまで一切れ一切れをゆっくり頬張るのが至福の瞬間。もし、ビールを片手にこの一皿を食べていたとしても、最後の一切れまで肉が固くならないので、いいお付き合いができそうです。

『唐締め』とか『生姜締め』とか、人によって色々な締めで楽しんでそうなこのお店。でも、お酒なしでもボリュームが楽しめるのが下戸にもありがたいところ。それこそ、お食事処の矜持なのかもしれません。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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