【銀座ホール/砂町銀座】名人びっくり焼そば、名人うまうま餃子、そして「すい」。

02/08/2014東京,千代田区/中央区/江東区

銀座ホール-01
賑わう商店街の象徴として、そして、魚やお惣菜が豊富な商店街としておなじみの砂町銀座。

決して広いとは言えない道幅の両側に並ぶお店たち、両手に買い物袋を持ったお客さんが、
ウィンドウショッピングのような感じで、店頭の商品を眺めています。

そんな通りの一角にあるのがこのお店。砂町銀座の銀座と、ミルクホールの雰囲気を融合させた店名、そして赤い看板が目を惹きます。
銀座ホール-02店内に入って目に飛び込んでくるのが、この壁一面に貼られたメニュー。全部記憶したくなるようなほどに、豊富なラインナップ。逆に、選ぶのが難しくなります。

そんな中で注文したのは、名人びっくり焼そばと、名人うまうま餃子という2品。銀座ホール-03まずは餃子から。見た目以上にモチモチした皮、そこに閉じ込められた餡の旨味。隠し味にカニミソを使っているのにお値段300円というのも、ありがたいところです。
銀座ホール-04そして、名人びっくり焼そばの登場。見た目はノーマルの焼そば、ソース味が抑えめで食べやすく、野菜のシャキシャキ感と麺のムッチリ感が理想的なバランスです。

で、食べ進めていると姿を現したのは…
銀座ホール-05なんと、ご飯とエビフライ!そして薄切りのソーセージ。一緒に食べるとそばめし的な感覚になって、
炭水化物ファンにとってはたまりません。

この街中の中華料理的な2つのメニューをつなぐのが、焼そばのスープ。チャーハンについてくるのも同じものですが、中に入っている鶏肉団子が、ほんのり甘口だったのに驚きです。
銀座ホール-06食後はかき氷の「すい」。ガラスの器に透明な蜜がたっぷり入った姿は、むしろ氷の色を一層涼やかに感じさせます。少しずつ崩して絡めて食べ進めれば、ソース味の口が少しずつ甘口に変化。

それにしても、あまりにも豊富なメニューなので、完食するには何回通えばいいんだろうと思いつつ、お会計の際に、使い込まれた5玉そろばんを取り出して、計算していた姿がなんとも昭和でいい感じです。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu