上野・ シヤー・トムヤムクン・ポーチャナー マッサマンに恋して。

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上野マルイの裏手に、多国籍な飲食店が入る雑居ビルがあります。この日のお目当ては3階にあるタイ料理のお店。正午前にもかかわらず、店内は既にほぼ満席。なんとか空席を見つけて席についたところで、メニューを眺めます。

そこで、目が止まったのはマッサマン。世界一美味しいカレーとして北米のニュースサイトで紹介された2011年以降、あっという間にメジャーな料理となりました。自分も無印のマッサマンは結構食べるのですが、そういえばお店で食べたことがなく・・・ということで注文しました。

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運ばれて来た器には大振りの鳥肉とジャガイモ、そしてソースの主役たるピーナッツがたっぷりゴロゴロと。

サラッとした口当たりからマイルドで旨口なコクが広がりますが、スパイスの刺激は同じタイ料理でも瞬発力のあるスパイスが効いたグリーンカレーやレッドカレーとは対照的。なので、素材の味もストレートに感じることができます。

食べやすさにリードされてスプーンが動くペースが上がっても、身体が温まって来るペースは緩やかなので、例えばビールと組み合わせても汗が一気に吹き出して来るというものではありません。

そういった意味で食中感は日本の食卓に並ぶカレーと似ています。毎日出て来ても食べ飽きるタイプではなく、口当たりもやさしい。だからこそ多くの人に受け入れられるんだと。

こうなると、色々なお店のマッサマンが食べたくなるものです。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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