中村橋・山”嘉 はい、町のお寿司屋さんが好きです。

29/08/2011

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自分がお寿司屋さんに初めて連れていってもらったのは、
確か6歳ぐらいの頃。
家から5〜6分ぐらい歩いたところにある、
住宅街に程近いお店に行き、
何を食べたかは忘れてしまったものの、
少なくともウニというものが謎めいた物体にしか見えず、
それだけは食べなかった記憶が残っている。
いつの頃になっても、
やっぱり住宅街とかにあるお寿司屋さんが好きで、
店頭のガラスケースに、寿司桶に入った寿司のサンプルの姿が確認できると、
「おっ!」と、興奮してしまう。
西武池袋線の中村橋にある、「ざんか」という名のお寿司屋さんも、
店頭のショーケースが自分好みのお店。
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カウンターに座ってビールを片手に煮込みを食べながら、
職人さんの後ろにある、ネタが記された木札を眺める。
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と、その前にお造りを。
昔、カウンターでお造りを食べた後に、
握りに移るという流れに憧れていたが、
少しだけお酒が飲めるようになってから、
これをやってみると、やっぱりいいんだなぁ。
…と、しみじみ思う。
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で、握りへ移ることに。
1カンずつ、少しずつつまんでいく。
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で、締めは中トロの巻物。
脂がとろけるこの感覚で締めくくり。
あの時、お寿司屋さんで感じた喜びは、
今も自分の中にある。
もう、ウニが食べられるようになって何十年も経つが、
今もそのお店があるかどうかは判らない。
でも、今の自分が昔の自分を連れてきたいのは、
こういうお店なんだと思った。

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから