新潟県新潟市・とんかつ太郎 かつ丼(970円)

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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とんかつ太郎-01
新潟駅から宿を経由してタクシーで向かったのは、
新潟一の繁華街・古町。
到着すると出迎えてくれたのは雨空。
時に強く時に優しく、路面を潤してくれます。
そんな街の一角にできていた行列、
この主こそが新潟タレかつ丼の元祖・とんかつ太郎。
食べたくて会いたかったお店です。
ガラス扉が開き、店内に誘導されると
あっという間にカウンター席は埋まり、
店内を「かつ丼」の声が埋め尽くします。
もちろん、自分も声の主。
何でしょう、この不思議な一体感は。


とんかつ太郎-02
目の前に運ばれてきたかつ丼は、
まるで5枚のかつがご飯の蓋。
卵もタマネギもありません、これだけです。
醤油ダレの甘い香りで食欲がぐんぐん高まる中、
もちろん、一口目はかつから。
さっくりした歯触りと、じゅんわり広がるタレのうま味。
染み渡る甘辛な味には、感動すら覚えます。
とんかつ太郎-03
「5枚も乗っかってるんだったら、薄いんだろう?」じゃないんです。
約1センチの食べごたえあるカツが堂々と鎮座。
だから、食べ応え十二分、満腹も十二分。
もう、夢中です。
とんかつ太郎-04
食べ終わりに見えてくる太郎の文字。
どんな楽しい時間にもエンディングは付き物ですが、
この瞬間の寂しさはちょっと別格。
食後、おかわりしてしまおうかと思ったのですが、
昼のピークに向かって、店頭の行列が長くなってたので、
後ろ髪を引かれつつお店を後に。
このお店のためだけに、新潟へ。
そう思えるお店です。