早稲田・メルシー 五目ソバ(醤油味・660円)

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
プロフィールはホームアイコンからご覧ください。

住みたいグルメ!をフォローする

090807-01.jpg
東京湾華火祭から遡ること約30時間前。自分は仕事のために、こちらの方の母校でもある早稲田界隈にいた。
自分にとって初めて訪問する駅だったので、当然お昼に入るお店を下調べすることになる。その結果、どうしても2軒のお店を絞り込むことができなかったので、気温30℃の空の下でハシゴをすることに。
最初に足を踏み入れたのが、早稲田大学関係者にとって切っても切れない関係にあるというお店、メルシー。まだ、時計は正午前だったので、店内には空席あり。
一番奥にあるテーブル席に座り、注文したのは五目ソバ。調べた限りスープの味が2種類あるようだったが、先達に習って「五目しょー」を選択。
090807-03.jpg
注文して約7分後に運ばれてきたのは、五目ソバの教科書と呼びたくなるルックスの一杯。まずは、スープを一口。香り高く口当たりがなめらかで、脂のコクと醤油のキリッと引き締まった味。一口ごとにすごさを感じさせる味は、流れる汗の量に比例して身体が覚えてくれる。
そして、麺を引き上げる。調味料の味が強いのではなく、組み立てられた味がしっかりとしたスープと、麺のバランスが申し分ない。変な足し算のラーメンが多すぎる中、自分にはこのバランスがストライク。
具材も、しっかりと煮込まれた味付けの椎茸、大きくカットされたにんじん、ゆで卵、キャベツ、もやし、ぶ厚いチャーシュー・・・とにかく、バランスがしっかり取れた五目そばだ。
090807-02.jpg
ふと、壁に目をやると掲示されていたのは、「思い出のランチ」という紙。
今までもいつでもそしてこれからも、早稲田大学に縁のある人にとって、ここはオアシスであることに違いない。そういうお店がある羨ましさを胸にお店を後にした。