有楽町・とんかつ繁 特上ロースかつ定食(1,300円)
以前から、行列が気になっていたガード下のお店へ。到着した時点で7人待ち。ということで、店の横にある細いトンネルの両端にある椅子で待つ。すると、お店のおかみさんが現れて、注文を取ってくれたので、特上ロースかつ定食を注文。
あとは、スポーツ新聞とストーブを頼りに、待つこと約18分。ようやくカウンターに空席ができ、席へと誘導されると、今度は待つこと約5分でごはん、味噌汁、お新香の定食セットが、カウンター越しに次から次へと出される。
これを席で並べていると、今度は濃厚な香りが目の前に広がる。顔を上げるとそこには…
迫力の一言しか浮かばないロースかつがあった。
厚さ2センチ面積10センチ以上のトンカツは、5切れに分かれているので、まるで2センチ四方のスティック物体を食べているかのように、ボリューム満点。
ガリっと大きなパン粉による、衣のたくましい食感に続くのは、じゅわっと広がる肉汁。特に、脂身からあふれ出すそれは、単なる脂ではなく、しっかりと旨みが詰まった脂。
あとは、豪快にかぶりつくなり、レモンをかけてかぶりつくなり、時にキャベツを挟みながら、ソースをかけてかぶりつく。
このロースかつ定食、ご飯もたっぷりと盛られるのだが、実は主食はご飯ではなくロースかつである。