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池袋・長尾中華そば こく煮干し塩味と「にぼめし」(850円+50円)

投稿日:14/03/2014 更新日:

長尾中華そば-01
体内煮干しゲージに赤ランプが灯ると、
脳内を駆け巡るのは、パンチの効いた重厚な旨味とあの香り。
ということで、池袋の長尾に足を運んで、
青森の本店で裏メニューから昇格した、
こく煮干し塩味を、にぼめし付きで。
海を泳ぐイワシを見習って、
ためらわずに食券ボタンを連押しします。
カウンターに座って5分で対面した器、
スープの色味はもちろんお初。
香りの立ち方がやっぱり違います。
さっそくレンゲで一すくい。
重厚な煮干出汁の旨さは醤油タレの時に感じる
丸みを帯びた印象とは変わって、
エッジが効いて、むしろ強調された感があります。
一流モデルが何を着ても
普遍的なカッコ良さを持っているのと同じで、
タレの味が変わっても本質にブレはなく、
モデルが持つ個性の新しい一面を、
見せてくれます。
むにむにした麺との相性もよく、
啜れば啜るほどに、お腹と気持ちが満たされて、
スープが馴染んだ皮付きチャーシューを頬張れば、
口内で脂の甘さと塩味が握手を通り越して、
あっと言う間にハグをします。
早食い派ではないのですが、
あっという間にスープを残すだけとなるのは、
集中力が高まっている証拠。
昔、試験勉強の時もこうであって欲しかったものですが、
過去を振り返るよりも先にスープをご飯に注ぎ、
スープライスで締めるのが先です。


長尾中華そば-02
塩むすびと醤油を塗った焼きおにぎりの旨さの違いと同じで、
相性の良さは変わらず、煮干し出汁の味噌汁時代から、
日本人の旨さの系譜として、この組み合わせはしっかり受け継がれてます。
そして、つがるロマンの旨さはやっぱり普遍。
やっぱり名脇役です。
池袋での営業もあと約二ヶ月、
変な話ですが、早く煮干しゲージのランプが赤く灯って欲しいと
思ってしまいます。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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