銀座 ぎんざ春日 天丼(900円)

110615-03.jpg
こう暑い日が続くと、
外で食事をする際に「いかに簡単に」とか、
「いかに手早く」といった感じに、
食べることを簡単に済ませたくなってしまう。
でも、こういう時だからこそ、
料理が出てくるまでの待ち時間が、
「早く出てこい」というより「まだ出てこなくてもいい」
と思えるお店に行く機会を増やしたい。
そういう時に、このお店の暖簾をくぐり、
L字型したカウンターの一番端に座り、
職人さんが丁寧に天ぷらを揚げる姿を見ていると、
まだ自分の注文した天丼は、まだ出てこなくてもいいと思える。
胡麻油の香りに包まれているだけで幸せだ。
110615-01.jpg
大きな穴子にエビ、キス、
更に海苔やししとうといった面々が、
丼の上で賑わっている。
さっくりと軽快な食感の衣から、
タネの旨味が溢れ出し、
これを甘辛のタレが包み込む。
ご飯が進むのは当たり前のこと、
この一品でお酒が飲めてしまうんだろうとも思えるし、
合間に口にするお味噌汁に入った揚げ玉が、
天ぷら屋さんらしい技だと思う。
お昼の食事は後半戦への活力の源。
だから「とりあえずお腹を満たせばいい」なんて絶対に違う。
食べたものが自分を支えてくれるんだと、思えるものを食べておきたい。
それに加えて、このお店のように、
仕事が見えるシチュエーションがあれば、最高だと思う。

【この記事を書いた人】

【ローカルフードデザイナー/うまいものフォトライター】

元国家公務員→ブランディングデザイン事務所・合同会社ソトヅケの代表です。食や旅をキーワードとした会社やお店のブランド構築と、お客様に繰り返しご利用いただくための日々の支援に取り組んでいます。

商品企画、広告写真撮影、ブランドツール・コンテンツ制作、販促企画、広報支援等幅広くサポートしています。

詳しいプロフィールは、以下のアイコンからご覧ください。

住みたいグルメ!をフォローする
東京銀座揚げ物