銀座・福よし もつやきとり丼と鶏だしそばのセット(980円)

ある日の夜、三州屋でフライと豆腐で牡蠣を堪能した後で、
知り合いの方に案内いただいたのは、
銀座7丁目にある一軒のお店。
店頭に掲げられた幟には、
美唄やきとりの文字。
北海道のほぼ真ん中ぐらいにある美唄市で、
古くから炭坑マンに愛されていた美唄やきとり。
その基本はもつ串です。
色々な部位が刺さった焼き立ての串を、
サッポロビールを片手に頬張った瞬間、
もう虜になってしまいました。
そんな美唄やきとりを、
鶏だしのかけそばに入れる「もつそば」なる、
旨そうなものがあったのですが、
あいにく、お腹と時間がいっぱい一杯だったのでこの日は断念。
で、日を改めてランチタイムに足を運んでみました。
ランチメニューには、もつそばをメインにしたAセット、
ざるそばをメインにしたBセット、
そして丼をメインにしたCセットがあったので、
もつやきとり丼のCセットを注文。
タレが絡んだ「せい」と呼ばれる正肉の串と
三元豚の串は丼用にして、
もつ焼鳥は早速鶏出汁のそばに投入。
塩こしょうの効いたもつエキスを、
汁に馴染ませている間、
甘辛タレの絡んだ精肉や豚でご飯を頬張ります。
で、おそばともつ串を堪能。
様々な部位の弾力や旨さを口にしつつおそばを啜れば、
再び夜の美味しさが思い返されます。
ご当地名物が東京に出店されていて、
それが美味しかったりすると、
当然ながら現地に思いを馳せるのですが、
やっぱり美唄にも行かねばと思ったのでした。