日産本社・社員通用口の目の前にあるお店。建物自体がかなり下町感に溢れているのだが、店内に入ると、本気で下町の中華料理店なデザインの、椅子とテーブルが鎮座していた。
さて、ここのランチメニューは定食ものと麺ものがあるのだが、壁に貼られたメニューに書かれていたのが、「カキそば」の文字と「ミソカキそば」の文字。カキタベニストとして、この二択で悩んでいるうちに、テーブルの上に置かれたランチメニューに書かれていた、「大辛ラーメン」の文字が目に入った。
それなりに寒くなってきた日に、この大辛の文字は魅力的である。しかし、カキそばやミソかきそばも魅力的。そして、悩んだ末に店員さんに注文したのは…
無理言って作ってもらった、カキそばの激辛バージョンである。
元々、このお店のカキそばは醤油ベースの味とのことだが、たっぷりと炒められた唐辛子により、ここまで真っ赤になったスープには、醤油のじんわりした味ではなく、辛さに溢れた衝撃的な味が満ちている。
このスープの中には、白菜、ネギ、豚肉、卵、さやえんどう、キクラゲ、そして7センチクラスの、ワタ部分がぷっくりふくれたカキ。つまり、本来のカキそばと同じ具が、激辛スープにつかってずっしりと辛くなっているのだ。
そして、少し細めの麺もこのスープを身にまとい、刺激的な辛さを口の中に伝える。しかも、器が金属製なので、冷めるまでの時間は長い。ただ、麺の量はそれほど多くないので、辛い白菜鍋の中に麺が入ったものを食べている感覚になる。そして、辛さの裏に旨さもしっかりと詰まった味。
ということで、汗だくになり、メガネを外して、紙ナプキン4枚を使って、おしぼりを駆使して、お冷を飲みすぎないようにして、ようやく完食。さすがに、ここまで来ると食後に冷たい飲み物が飲みたくなるのだが、ここのお店がサービスで出してくれたのは…
最後まで、汗だくな時間帯であった。
ちなみに、ミソかきそばの激辛バージョンの有無は未確認なのだが、それはこの方に確認してもらうのが一番か。
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