青森 東北

青森→十和田→八戸→弘前 しょうが焼きとナポリタンで、青森流カリナリーツーリズムをする約300キロ ~その1・山の向こうに見えたのは、カレーと山芋だった~

投稿日:03/06/2008 更新日:

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 食観光の用語として、カリナリーツーリズムという言葉がある。
 これは、よく耳にする「フードツーリズム」という言葉に含まれるもので、イベント的に特定の料理を食べることを目的としたツアーのこと。たとえば、酒蔵探訪やら讃岐うどんツアーといったものがこれに当てはまる。
 そんなツーリズムをしょうが焼きナポリタンで実践すべく、それぞれのパイオニアが青森にやってきたのが先々週のこと。青森空港で合流し、八甲田山周辺の山道を上ったり下ったりというルートで八戸へ向かうことに。
 で、空港から八甲田ゴールドライン方面に向かう途中、客人の目を一変させたのがこの看板。マンガの数に驚いたのも、アメリカーナな牛丼が気になったのもあるが、一番の理由はやはり…


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 さっそく、車を駐車場に停め、おもむろにカメラを取り出し3人とも外観を撮影したところで、入り口に向かうと、まるで、ツーリズムの先行きを暗示するかのごとく、そこに書かれていたのが「本日休業」の文字。
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 えらく重たい空気が充満したまま車を走らせて、岩木山が見える展望台に来たものの、雲がしっかりとガードしてそれらしきものの姿も見えない。こうなると八戸まで山道を登ったり下ったりするだけだ。
 しかも、わかりやすいのが、カリナリーツーリズムなだけに、大自然にあまり興味を示すことなく、「道に飲食店っぽいものがあったら、いつでも停車できるように」という指示が自分に飛んでくる。
 そんな中、車が奥入瀬に到着したところで目に飛び込んできたのが、一軒のロッジ風な建物、喫茶・ひめはうす。
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 エンジンをかけたまま駐車場に車を入れて、ナポリタンの存在をお店の方に確認して入店。で、自分が注文したのはカレー。
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 えらくエッジが効いた味という訳ではなく、旨さ指数が高い万人向けのカレーという印象。むしろ、それ以上に印象的だったのが、このお店の書棚。世にデジカメが出たての頃のカメラ雑誌や、若き日の加賀まりこの写真集があったりと、なかなかの神保町テイスト。
 で、車は更に先に進んで、約3時間かけてようやく山道越えに成功。平地でスピードを増しながら車を八戸方面に走らせていると、目に入ってきた看板に記されていたのは、「道の駅」という誘惑な文字。ということで、またもや車は駐車場へ。
 直売所コーナーや雪むろリンゴ、あるいは「洗濯干しみたいな器具でイカが回る店」を一通り眺めて、向かった先は一軒のお店。
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 奥入瀬麦酒館というこのお店は、店内の3分の1ぐらいのスペースで、奥入瀬源流水を使った地ビールを醸造している。でも、3人が注文したのはしょうが焼きナポリタン、山芋を焼いた上に肉あんをかけたもの。悩ましい客だ…
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 ただ、この表面カリッで中トロリな山芋が、こちらもトロっとした肉あんと絡まった味は、飲まなくても飲めなくても十二分に満足がいく味。
 そんな、思った以上の満足感を得て、車は再び八戸へと向かう。
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  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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