
青森駅のほど近く、街のランドマーク・中三百貨店。その役割に一旦幕をおろし2021年の再開準備に臨みます。その前に全フロアをあらためて回ってみれば、訪れてないフロアが結構あったんだなぁ…と、後悔するばかりでした。
そんなこんなで歩き回ったお腹は、ほどほどの空き加減。タイミングよく時間も午後3時。“スイーツが食べたいなぁ…”な気分です。

そんなとき、真っ先に頭に浮かんだのは緑色の外観。今までもキャラメルプリンやランチのカレーの、おいしさとボリュームに驚かされた“cafe LIGHT KICK”。甘いものを欲する気持ちをギュッと受け止めてくれるのは、ここしかありません。
おやつタイムということもあって、お店の中はスイーツを堪能するお客さんで賑わっていました。

甘い誘惑が隙間なく踊るスイーツメニューの甘い誘惑。上から下まで並ぶ文字を追うごとに迷いが膨らみます。「和系?洋系?」「しっかり食べたい?」そんな自問自答の末に選んだのはキャラメルバナナ。“あ、またキャラメルものだ。”そう気づいたのは食後のことでした。

でも、大きなグラスにたっぷり入った姿を見れば、うぉーーーーーー!!とテンションが上がるばかりです。

濃厚でしっとり滑らかな口当たりのキャラメルプリンと、サクサクのパイ生地の組み合わせを、バナナの優しい甘さと香りがつなぐ。一口目にで至福の甘さを知ってしまえば、あとは蟹を食べるように無言で食べるしかありません。
モザイク仕立てのトライフルの魅力は一口ごとに微妙な変化が生まれること。それは甘さの濃淡だったり食感のメリハリだったり、キレイに重ねられたトライフルよりも動きがあるので、あっという間にグラスは空に。

それにしても、ボリューミー。スフレが頂点に置かれたパフェスフレのインパクトたるやもう…また来るに決まってるじゃないですか。