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青森県黒石市・須藤冷菓店 すとキャンスペシャル(330円)

投稿日:26/08/2013 更新日:

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夏が来れば思い出す。

人によっては遙かな尾瀬のことだったり、幼き日の思い出だったり。
季節と記憶はリンクして、何年経っても365日目に戻ってきます。

青森県黒石市、じんわりと汗が滴らせながら、黒石駅から少し足を伸ばした住宅街の一角。
突然大きな看板が姿を表します。

「手作りアイス」、「もりもりアイス」、「ストキャン」。平成の時代に惹きのある言葉と、昭和的なフォントがたまらなく魅力的です。

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店内に入れば、コルクボードに貼られたアイスメニューのオンパレード。

アイスキャンディーだったり、ソフトクリームだったり。まるで学級新聞を読むように子供達が見上げています。

そんな中で一番目に止まったのは、ストキャンスペシャルという文字。
特別なものを食べたい日だったのです。

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ソフトクリームたっぷりの土台に、小豆アイス、ミルク、そしてバナナシャーベット。アイスオンアイス、見た目に涼やかというレベルを超えて、心を急冷してくれます。

アイスキャンディーのシャリシャリした歯ざわりを、ソフトクリームの滑らかな感触が、羽毛布団のようにふんわり包んでくれます。

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食後、再び黒石駅の方面に戻って、駅構内のスーパーを眺めたり街をブラブラと歩き回ってみました。

スタートからゴールまで一方通行な街歩きではなく、こみせ通りを歩いたり、地場野菜を見たり。

人の生活感のある街って、そこにいるだけで心が和むんです。
多分、町に合わせようっていう緊張が不要だからかもしれません。

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駅近くの喫茶店で小休止。アイスコーヒーを飲んでいると、嶽きみをサービスしてくれました。
黄色く輝く天然の甘さは、津軽地方の宝物です。

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もちろん、焼きそばは欠かせない宝物。今日も街のエネルギー源です。

少し遠いところにいる、お世話になったあの方は、きっとアイスキャンディーを食べながら、黒石の街をやさしく見つめているはず。

あれからもうすぐ一年ですが、夏が来るたび、黒石と黒石の佳さを知ってもらおうと、東奔西走したあなたを思い出すに違いありません。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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