麻布十番・Naniwaya cafe やっぱりたい焼き!でも、ロールケーキとアズウィッチも!!
麻布十番に行く用事ができた瞬間、自分の心は浪花家にひとっ飛び。
たい焼きが丁寧に焼かれる姿を見ながら、二階のNaniwaya cafeに足を伸ばしてメニューを見れば、目に留まるのはやっぱり主役のたい焼。
パリパリの皮と優しい粒あんの甘さ。余計な装飾をすることなく、技術の積み重ねで生まれるシンプルな美味しさ。
アツアツのたい焼きには、手仕事の温もりがしっかり詰まっています。
これだけでも大満足なのですが、メニューを見ていると次々と食べたくなるもの。ということで、次に注文したのはロールケーキ。
ケーキの甘さと餡子の甘さの静かなメリハリが、口の中で少しずつ階段がスロープになっていくような感覚。
もちろん、餡子だけの甘さを楽しんだりケーキだけを楽しむことも3つの楽しみ方ができるので、ちょっと嬉しくなります。
そして、メニュー写真の時点で目を奪われたアズウィッチ。
彫りが深いたい焼きのフォルムをシンプルにしたサブレが、クリームと餡子を挟んでいます。
しっとりした歯触りのサブレの甘さと、あっさりした餡子とクリームの甘さ。
手のひら半分ぐらいのサイズということもあって、もし手元に10個ぐらいあったとしたら、全部なくなっても不思議じゃありません。
全てのメニューの軸になっているのは、粉と餡のコンビネーション。中心の軸は太く、変化の幅は大きく。伝統というものが持つべき条件を教わった気がします。