【浮浪雲/池袋】ここの冷しそばは、スープの旨味と糸唐辛子の刺激で麺が駆け抜ける!

浮浪雲
池袋に住んでいたときに、一番足を運んでいたラーメン屋さんが浮浪雲。鶏白湯の濃厚なのに飲みやすくクセのないスープに溺れ、角がしっかり立った自家製麺のコシを楽しんだものです。

【浮浪雲/池袋】鶏白湯そば(700円)
以前食べた中華そば、出汁がぎっしり詰まったスープの感覚。あれに会うべく浮浪雲へ。...

そんな愛するお店の暖簾を久しぶりにくぐれば、食券機には季節限定の冷しメニューのボタンを発見。食券を渡してしばし待った後で運ばれてきたのは、清涼感が冷たい湯気になって流れてくるような、軽やかなルックスの器。

その名も『はぐれ流 真 冷しそば』。涼やかな色合いのスープの中に泳ぐ麺を覆う、かいわれ大根と糸唐辛子の紅白の網。

ミョウガとネギも添えられて、器の中には薬味がずらりと勢揃い。隠れていますが店の顔たる低温調理のチャーシューもしっかりと。以前に食べた冷やし中華が、更にパワーアップした感じです。

【浮浪雲/池袋】冷やし中華(760円)
行きつけのお店であればあるほど、季節限定メニューの移り変わりに、カレンダーをめく...

早速スープを一口飲めば、冷たすぎずの程よい温度加減。しっかりと溶け込んだ魚介の旨みに口がほころび、舌先から胃に落ちていくまで、出汁の余韻を舌に残します。

そんなスープに泳ぐ麺を引き上げて、ツルツル啜ればなんともたまらぬ心地よさ。唇を走り抜ける滑らかな口当たりと、シコシコとした噛み心地。一口食べれば、もっと食べたくなる。そう思わせるからこそ、このお店に飽きが来なかったんだろうなぁと。

食べ進めるにつれて、バジルオイルの風味がじわじわと口の中で勢力を強めて、和とイタリアンがしっかり融合。スープに浸ることで段々と存在感を増していく糸唐辛子の刺激は、ピリっと強いものではなく、いわば「じわり辛」。この感覚が、240グラムほどの大盛り麺も難なく食べ進めさせてくれます。

麺の量を360グラムぐらいの「特」にしても、値段は据え置き。財布に優しく食後感しっかり。「そりゃ通うわな」と改めて思ったものです。

ということで…久しぶりに訪れて「しびれ担々つけ麺」を食べてきました!

【浮浪雲/池袋】街なか花見の後は、しびれ担々つけ麺を啜りたい!
朝の情報番組によれば、23区内の主要花見スポットはどうやら今日が満開のピーク。と...
【この記事を書いた人】

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