【食泉/新潟県長岡市】醤油おこわ(大・525円)
以前から、知り合いである新潟県は長岡の方に、「(フレンドの)イタリアンが食べたい…」と訴え続けていたところ、この日お土産で頂いたのがこの一品。
長岡の赤飯というのは小豆で色をつけるのではなく、醤油や酒、砂糖等をあわせた「しと」というもので炊いて、薄い茶色になったこの醤油おこわが基本形である。そして、豆も金時豆が入っており、その色も醤油色に染まっている。
お米の味付けが醤油ベースの一品だけに、最初は塩加減の程度がどのぐらいのものかと思いつつ食べてみると、これが思った以上にやさしい味で、ご飯と馴染む濃さに仕上がっている。
また、金時豆に残るほのかな甘みが、醤油の味付けに差し味となり、幅を広げてくれる。紅しょうがのキリっと引き締める色と、刺激も欠かせない。
ちなみに、これが売っているお店は、長岡の駅ビルに入っているのだが、このお店の2軒隣にはイタリアンでおなじみの「フレンド」があるとのこと。こんな恵まれた環境がそばにあると、新幹線のお友達は駅弁ではなく、ジモ弁になってしまう。