大宮駅・峠の釜めし

11/08/2012

峠の釜めし-01
世の中には「ねぶた休暇」という言葉がありまして。
これ、青森出身の方が8月の第一週になると北上し、
青森ねぶたで跳ねるための休暇のことで、
自分の周りにいる青森県人が使っていた言葉です(笑)。
もちろん、弘前ねぷたや五所川原の五所川原立佞武多、
7月末から始まる八戸三社大祭に、
大湊ネブタや黒石ねぷた、それに深浦ねぶた等々、
青森の夏祭りに参加するための休暇でもあるでしょうから、
つまりは、夏祭り休暇と言ってもいいのかもしれません。
で、自分もねぶた休暇を取って青森へ。
行きの新幹線は東北フリー切符の効果もあってか、
ほぼ満席のままで新青森に向かいます。
そんな旅のお供は、大宮駅の旨囲門に偶然あった、
駅弁・横川の峠の釜めし。


峠の釜めし-02
誉れ高き名作駅弁は、
実は色々と機能的になっているものです。
例えば、漬物が別容器になってるゆえ、
ごはんの上を荒らすことなく箸休めができたり、
例えば、容器を持ち帰ることができたり。
味以外の要素が色々と詰まっていながら、
肝心要な味も文句なしです。
旅のお供に必要な普遍的要素は、
21世紀になっても変わるものではなく、
だからこそ名作は名作で有り続けるのでしょう。
そう考えれば、普遍的な地域文化に参加する休暇には、
実は一番お似合いな駅弁なのかもしれません。

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから