松陰神社前・珈琲家あのころ あのころブレンドとベイクドチーズケーキ。

珈琲家あのころ-01
自分の生活路線、西武池袋線と東急東横線は、
来年の3月から直通運転が始まります。
練馬から地下を潜って代官山や中目黒といったエリアを経て、
横浜方面に一本でアクセスできるのは、ありがたいことです。
ところで、あまたの東急線の中で、
一番好きなのは世田谷線。
ラッセル列車を思い出させる車両が街を縫って走る姿に、
ちょっとだけ弘南鉄道を重ねてみたり。
三軒茶屋を始発に数駅走れば松陰神社前。
駅を降りて商店街を歩けば、
煮干しラーメンの雄や可愛いラテアートのお店が
軒を連ねる商店街。
長さはさほど無いのですが、
必要なものが全て揃っているお店のラインナップは、
いつ訪れても飽きることがありません。
で、来た道を駅方向に戻って、
線路を挟んで反対の松陰神社側に
見つけた「珈琲家あのころ」。
豆の量り売りカウンターが出迎える店の奥には、
ピアノやギターが置かれた空間、
そこに数席のテーブルとカウンター。
少し歩いてちょうど珈琲気分だったところで、
店名を冠したあのころブレンドと、
ベイクドチーズケーキを注文しました。


珈琲家あのころ-02
シティローストで生まれた香りを、
少しずつ口の中で泳がせながら、
コクと酸味が舌にやさしく馴染みます。
そして、ベイクドチーズケーキ。
タルト生地のサクサク感に、チーズの酸味と甘味のバランス。
凝縮された濃厚な味は、コーヒーが持つ色々な顔を引き出してくれます。
気になった店名の由来を聞くタイミングはなかったのですが、
丁寧な焙煎で引き出された味に一点の抽象感はなく、
世田谷線のことを見たり聞いたりする度に、
この味を具象的に思い出すんだろうと思います。
あ、そういえばラッセル列車が走る弘南鉄道の車両は、
かつて東急線を走っていた旧車両。
東急と青森はちょっと縁深いのかもしれません。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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