丸の内・つるとんたん 牡蠣クリームのおうどん(1,200円)

25/02/2008東京,丸の内/八重洲/神田,うどん

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ビッグカメラにパソコン用の増設RAMを見に来た流れで、足はTOKIAに向き、地下フロアに降りてつるとんたんの行列に加わる。相変わらず、ここときじには行列ができており、この日も7人待ち。

元々は海老のクリームおうどんを食べに来たものの、並んでいる時に店頭のメニューを見て、ふと目に入ったのが、「牡蠣のクリームおうどん」。ということで、これを麺1.5玉バージョンにて注文。

元々、器が大きいことで有名なこのお店。やはり麺の量が1.5倍になったからか、目の前に運ばれてきた器は一回り大きめ。お店の方によって蓋が開けられると、そこには、たっぷりのクリームソースと、太めのうどん、そして器からすると少し小さめの牡蠣が。

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クリームソースの口当たりは、なめらかで重くなく、かといってあっさりすぎないという丁度いい具合で、たっぷりと入っているタマネギによる甘さが、ソースのコクを増し、シャキシャキとした食感が軽さも与えている。

これに絡むうどんはモチモチとしたタイプ。あっさりとした液体つゆよりも、この手の粘度があるタイプのソースと相性がいい。

あとは、ソースの濃さとうどんの強さとのバランスだったのだが、ソース→うどん→ソースの後味といった具合に流れていき、味の薄濃を感じることはなく、刺激役の胡椒もしっかりと引き締めていた。

ただ、牡蠣については、正直なところソースに強く味が浸透しているわけではなく、具としての存在感も「牡蠣食べた感」を満たすという意味ではイマイチ。クリームタイプではない、牡蠣のうどんを食べないと真価は不明といったところ。とはいえ…

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こんな熱々の状態が最後まで続いた一品。ニットなんざ着て食べるものじゃないなと、汗をぬぐいながら思った。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu