銀座・shark ズワイガニとエリンギ茸と有機キャベツ入りペペロンチーニ(950円)
銀座の大きなレジャー施設の近くにある、イタリア料理店。店内に入ったところ満席だったので、先に注文だけして外で待つことに。
5分ほど待った後で入店し、席に着くと前菜とパンが運ばれてきた。シェフが築地市場の近くに住んでいるということもあって、タコの粒マスタード和えに使われているタコは、その太さもあってしっかりした食感。
ただ、この旨さは粒マスタードを絡ませたからではなく、タコそのものが旨いからである。また、ジャガイモとトマトソースを和えたものや、ブロッコリーをオイルで和えたものは、冷えすぎていて味うんぬんという感じではなく、カゴに入ったパンも温かいものではなく、極めて普通なもの。
そして、パスタが運ばれてきたのだが…
「何だ、この盛り付けは!」という皿だった。
キャベツは妙に大きく食べ辛く、カニの味は感じるものの、エリンギについては、「エリンギですね」的なもの。スパゲティも芯が残ったメリハリのある固さではなく、全体に固いのでフォークに絡まず、自分も他のお客さんも口をすぼめて、まるでうどんを食べているかのようにすすることに。
そして、一番ショックだったのが、これがまったく辛くなく、ニンニク感も皆無なスープスパゲティだったことである。とりあえず、自分の頭の中にはなかったペペロンチーノだったのだが、これは一体…