「希望の雫」

26/10/2008青森, 東北

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りんご農家にとっては、傷一つないりんごを育てるということが一番の仕事であり、自らの価値を高める方法。そのために、自らのベストを尽くした24時間を、日々送っている。おそらく、想像もつかない苦労を背負いながら。
でも、時にお天道様はりんごの木に向かって雹を落とし、りんご農家の方々に対して更なる試練を与えることがある。
別に、りんごの本質には何の影響もないのに。
「傷もの」となってしまったりんごは、「ひょう太」くんという名前で県内外の小売店で販売され、生まれたままの姿でお客さんの手に渡る機会は少しずつ拡大している。
一方、りんご農家の方々の思いが詰まった果実は、「希望の雫」という名前に姿を変えてお客さんの手に渡りつつある。
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このジュース、自分は家族団欒の席が似合うと思う。
ただ端に喉を潤すのではなく、自然の恵みによって自分たちは生きていて、目に見えない生命力を目に見える一杯を通じて身体に取り込むことで、自分というものを作り出していること。
そんな話をすることは、本当は家族の間でも照れるようなことじゃない。でも、面と向かって話すにはどこかぎこちないものになってしまうに違いない。
この一杯はとかく面倒くさいと思われがちなことを、やさしい味で教えてくれる。そして、そのやさしさはりんご農家の方々がりんごに向けた愛情でできている。
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この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。食にまつわるテーマを中心に、新商品・サービスの開発とリニューアル、プロモーション・コンテンツの企画制作。各種編集、取材、撮影、執筆、講演をワンストップで手がけています。サービス内容はこちら。>>Local-Fooddesign

Posted by takapu