青森市・青森ねぶた祭り2009、もうすぐ開幕です!!

20/07/2009青森,東北,ひるたび・さんぽ

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県内のご当地アイスを食べたその足でアスパムの裏手へ。すると、ねぶたを制作する小屋が軒を連ねる・通称「ラッセランド」では、夏の祭典に向けて最後の仕上げ作業の真っ盛り。
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ねぶたの像はいくつかのパーツに分かれており、色付けまで完了したねぶたのパーツを、練り歩きの際に動かすための台車に載せる。そんな「台上げ」の作業が済んだねぶたもあり、その姿が披露されていた。
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ただ、大半のねぶたはまだ色付け作業の最中。なので、小屋の入口にあるビニール小窓や隙間から中の様子を伺ったり、「ねぶたガイド」さんに案内されて見学することになる。
で、一つ見学可能な小屋があったので訪れると、そこは色付け作業の真っ只中。
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ねぶたを一台制作するのに、延べ300人近くの人が携わるとされており、その姿に命を吹き込む作業は、眺めているだけでヒシヒシと緊張感が伝わってくる。
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一塗り一塗り、想いを宿す。背中で物語る姿が凛々しい。
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チームワークで作り上げるねぶたは、誰のものでもなく皆のもの。
弘前が町内会で制作・運行する小さい単位のねぷたなのに対して、その多くが企業単位で制作され運行するのが、今の青森ねぶたが持つ特色。しかし、完成して練り歩きの一歩目が踏み出される瞬間に、企業のものではなく青森のものとなる。
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触ったら危険。塗りたてだからか、それとも火傷するほどの熱い想いが込められているからか。
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もちろん、企業色がないねぶたも運行される。祭りの本質を思うと、こういったねぶたがないといけないものだと思う。
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青森の夜を焦がす火祭りは、8月2日に開幕。今年も、桟敷席が皆様のお越しをお待ちしております。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu