早稲田・秀永 ほんこん飯(710円)

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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汗だくになるほどに、スープを飲んでから5分後、自分は信号を渡って一軒の中華料理店へ向かった。
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黄色のファサードが鮮やかな店に入って壁を見ると、豊富なメニュー数に圧倒される。書体が中華料理店しているのが、なんかいい。
で、注文したのは「ほんこん飯」なる一品。麺ではなく、飯のほう。
早稲田在住経験のある青森県人から、「味噌味の肉野菜炒めがどかっと盛られた丼、これが旨いんだよぉぅ。」と、事あるごとに刷り込まれていたからだ。
注文して約8分、メニューを目で追っているうちに、相席のお客さんにレバニラ炒めが、自分にはほんこん飯が運ばれてきた。
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肉野菜炒めよりも先、一番最初に目に入ったのは真ん丸の目玉焼き。これを少しずつ崩しながら、炒め物とごはんに馴染ませる。
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シンプルな食材を、マイルドな中にぴりっと辛味が効いた味噌ダレで調味。だから、理屈というよりも、「そりゃ、旨いわな。」といった味。回鍋肉の丼だし。
味噌汁に春雨が入っていたことに驚きを感じながら、がつがつと食べる。まるで、遺跡の発掘作業のようにスプーンは動く。
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伝票に書かれていたのは、「ほんこん飯」のほう。なるほど、これもきっと早稲田のソウルフードのはず。