青森県青森市浪岡 王余魚沢倶楽部の森 2つのツリーハウス

28/06/2011

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王余魚沢倶楽部のカフェで、
涼やかな風に当たりながらカレーを食べた後、
青森空港の裏通りをちょっと車で走ると、
「グリーンパークなみおか」という自然公園がある。
橋の横にあった看板を見る限り、
個人所有の土地を県が公園として借りているものらしいが、
それにしても広大な敷地のようだ。
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周りの環境に似合いそうなのは、木製の吊り橋だが、
ここは雪国・青森県。
頑丈な橋だからこそ安心できる。
そんな赤い橋を渡ってみると、
大量のウッドチップが敷かれた道ができていて、
その先には一つのツリーハウスの姿が。


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杉でできたツリーハウスの立派な佇まい。
そして、建物の真ん中に刺さる立派な木の根っこに、
視線を向けざるを得ない。
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一歩一歩、杉の木でできた階段を昇る。
丸太が組まれた階段を、
ちょっとドキドキしながら先に進むこの瞬間は、
木登りが苦手だった自分にとっては夢のような時間。
扉を開けて小屋に入り、更に小さい扉を開いた先には、
小さなテラスがあり、360度に広がる緑のパノラマを独り占めできる。
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眼下に流れる浪岡川を見下ろす場所で、
時間を忘れて川の流れをずっと見ていれば、
余計なことを考えない贅沢な時間となる。
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そして、外から見た木の根っこの正体は、
腰掛けることができる椅子だった。
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ツリーハウスから地上に降りて、
川に添って上流方面に歩くと、
もう一つのツリーハウスが目の前に。
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一歩一歩上るときの足元に感じる、
独特の木の弾力がたまらなく楽しい。
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こちらも、小屋の中からは川が臨める。
テラスがない分だけ、こちらのツリーハウスのほうが、
まるで秘密基地に来たような気分になれる、
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ハウスの目の前には、山から流れる湧き水が。
柄杓にためて手を洗うと、
その冷たさに気持ちがシャキっとする。
飲用も可能なようなので、
次に来るときには空の水筒を持ってくることにしよう。
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自然と舞台装置、美味しいもの。
全てが気持ちで結ばれている。
地域を元気にするっていうことは、
無機質な箱物じゃなくて、人の居場所を作ることなんだと、
この地が教えてくれている。

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから