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2011年、瀬戸内へ。〜その1 徳島県徳島市・とよとみ珈琲 最高のマシンから生まれた珈琲と、愛すべきご主人〜

投稿日:05/10/2011 更新日:

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「さぬき」の文字を横目にしながら、航空機が高松空港に降り立った時、
機中の窓から見た空模様は、薄い灰色のキャンバスの隙間から、
わずかな青が顔を出している程度。
乗り慣れてないレンタカーに乗って高速道路に入り、
ドライブモードに気持ちを切り替えようとしたところで…
高速道路が通行止めになっていたのです。
やっぱり、日が悪かったなぁと思いつつ、
渋滞から避けるべく、すぐ先に見える出口で降りるべきか迷っていたら、
津田の松原サービスエリアのツイッターによって、
通行止めが解除されたという情報が。
なんか、自分にとって縁のない地で、
顔が見えないのに、情報で不思議なつながりができるって、
本当に面白いもので。
そんな悪天候なのに高速を使って徳島県に来た理由は、
コーヒーを飲むため。ただ、それだけなんです。
でも、本当は徳島ラーメンも食べたかったのは秘密です。
一人当たりのコーヒー豆消費量が日本一で、
県内の至るところに個性的な喫茶店やカフェが点在し、
町中がコーヒーの香りに満ちている。
そんな感じだというので、やっぱり気になってしまいました。
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で、最初に訪問したのは、とよとみ珈琲というお店。
サーフィン好きのご主人が、8年程前に独立して始められたというお店は、
倉庫だった建物をリノベーションしたというもの。
ドアを開けて広がる空間が、
ちょっとだけ歪な感じになっているのが、
逆に味になっていて魅力的です。
そんなお店で注文したのは、
「とよとみブレンド」と2種類のケーキ。
車を走らせた疲労が凝縮された身体を、
目の前に出されたカップから立ち上るブレンドの香りが、
目覚めさせてくれます。
で、一口飲めば苦味と甘味のバランスがとれた、
すごく優しい味。
豆のセレクトにはストイックだというのに、
厳しさが一点もないのは、
きっとご主人の優しい人柄なんだろうなぁと思ったのです。
その傍らにあるのがブルーベリーとラズベリーのパフェ。
ベリーの酸味と2種類のアイスの甘味の組み合わせが、
珈琲で目覚めた身体にすっと入ってきます。
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そして、オレンジゼリーのロールケーキ。
一口でも食べればよかったなぁ……と、後悔。
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で、パフェをちょっと食べ進めたところで、
注ぎ入れるのはエスプレッソ。
別々に口にして融合する珈琲の香りと甘さが一体になれば、
もちろん深くて面白い味にしかなりません。
食べ進めていると、底のほうのコーンフレークに
エスプレッソが染み込んでいて、
これがまた口を引き締めてくれます。
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そんなご主人に東京から来たことをお話させていただくと、
焙煎機「Fuji Royal Revolution」との対面が実現。
日本に3台しかなく、しかもお店にあるこのバージョンは、
ここにしかないとのこと。
好きなモノ・コトについて話されてる方の顔って素敵なのですが、
ここのご主人は特に素敵です。
人にエネルギーを与えてくれる人っていうのは,
きっとこんな方。
ついつい、お店特製のTシャツも買い込んでしまいましたが、
次は、モーニングセットを食べに行ければと画策中です。

  • この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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