大手町・稲田屋 生海苔そばと板わかめごはん(850円+100円)

東京

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偶然入ったお店で「あっ、これいい!」の経験をすれば、
いつもより強く印象に残るものですが、
大手町のようなビル街でそんな経験に遭遇すると、
嬉しさは更に格別になります。
主役は鳥取の蔵元が営む居酒屋さんの、
生海苔そばと板わかめごはんの組み合わせ。
そばの上にたっぷり盛られた生海苔の、薄く張りのある歯触り。
軽快にコリコリと響く音とそばをずずっと啜る音が、
心地いいハーモニーを奏でます。
そして、追加メニューの板わかめごはん。
パリパリのわかめが気持ち柔らかくなって、
塩味と旨味が馴染んだご飯を食べるにつれて、
少しずつ口の中に潮が満ちてきます。
この感覚、まるで津軽の若生おにぎりのようです。
味もさることながら、香りだったり音だったり。
食べるが心に残る理由には、色々あるものだと、
改めて感じるばかりです。

ごはんフォトグラファー
Local-Fooddesign代表/合同会社ソトヅケ代表社員

マーケティング・ブランディングコンサルティング、商品開発・リニューアル提案、フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー、PRツール制作など、お店や会社をワンストップでサポートしています。

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