青森県青森市・吉田屋 むじなそば(中華そば版・中盛/700円)

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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吉田屋-01
東京の気温は高かったり低かったり、
まだまだ気まぐれモードが
続いております。
そんな時に思い出すのは、
青森にある一軒のお蕎麦屋さん。
長い残暑の中で、狸と狐が同居する
冷しむじなそばが食べたくなるんです。
で、問題は麺選び。
基本形は日本そばなのですが、
このお店では、手打ちの中華麺も選べるんです。
ということで、滑らかな舌触り恋しき気分に従って、
中華麺バージョンで中盛を注文してみることに。


吉田屋-02
お盆に乗って運ばれてきたむじなそば、
「中盛りでこのボリュームとは…」と、
驚きを隠せません。
勢いよく麺をズルズルと啜り、
揚げ玉のサクサクした歯触りと、
グシュっと溢れる油揚げのおつゆ。
シンプルなのに食べ飽きないのは、
分かりやすさと楽しさが、
ムジナの穴に入っているからこそ。
だから、ボリュームに負けることなく、
気がつけばお皿は空っぽ。
無心で啜れる美味しさは、
乱れた気温の中で頼りがいのある一品です。