八戸市・冬の種差海岸とホロンバイル

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冬の種差海岸、雲ひとつない青空よりも所々に灰色の雲があったほうが、なぜかうれしくなる。それは多分、冬空に対するリクエストのようなもの。

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一歩一歩、海に近づくと冷たい風に乗って大きな波の音が響く。ここは、全長10キロもある海岸なので、冬枯れの芝生地から車を走らせて、別の波を見に行くことに。

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ゴツゴツした岩の姿がない場所に来てみると、砂浜に打ち寄せる波が綺麗に見渡せる。

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夏場だったら、遠慮なく身体を預けたくなるものの、海水の温度はどう考えても「冷」の一言に集約されてしまう。でも、その姿に視線を預けているうちに足元はズブ濡れに。

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一歩一歩、グシュグシュと音を立てながら葦毛崎展望台に登って厚い雲の姿を拝むと、さっきまでの青混じりの空は灰色の空へと急ぎ足で色を変えていった。
寒い、いや冷たい。

そんな身体なのに、ソフトクリームで有名なホロンバイルに入って、「まきば」にエスプレッソを注ぐ一品を注文した。

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濃厚なアイスクリームに濃厚なエスプレッソの組み合わせが、合わない理由はない。

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甘さと苦味が入り混じった、いぶし銀のような甘味を食べながら、窓に映る海を眺める。

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そんな時間の中では、足元が濡れていることをすっかり忘れていた。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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