【青森県弘前市】「マタニパン」の生シュー(190円)と「開雲堂」のモンブラン(263円)
旨いランチと郷土食フリークの皆様、お待たせしました。ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
自分が参加した津軽じょんがら御膳・検討委員会の翌日。少し遅めにホテルを出て向かったのが、弘前公園の少し手前、青森銀行記念館の近くにあるこのパン屋さん。
自動ドアから店内に入ると、真っ先に目に入ったのはガトー・オ・ノア。でも、それよりも気になったのが、
このキングドーナツ。そして、地元の奥様方が次々とまとめ買いをしているハートパン。ちなみに、このお店の隠れた名物とされているソルトロールは、既に売り切れだった。
で、キングドーナツとその横にあったアンドーナツをトングで挟み、トレイに乗せてレジに向かうと、視界に入ったのが…
まるでフタが開いた帆立貝のごとく、パカっと口が開いたシュークリーム。結局はこれも購入し、これだけイートインさせてもらうことに。
最初、シュー皮の土台とフタがくっついているところに、生クリームがたっぷりと注がれたのだと思っていたら、なんと皮と土台は分離しており、クリームの粘度だけでこの形が保たれていた。
そうなると、クリームに固さを感じるのかと思いきや、ガブっと頬張ると、口じゅうクリームだらけという優越感から広がる、軽さと甘さの嬉しいバランス。結局、フタを一口、土台を一口。都合二口で食べきってしまった。
シュークリームを食べた後、こんなパワフルな理容室を横目に、弘前公園近くにある「ナポリタン」に向かったのだが、あいにく開店時間前。ということで、弘前駅方面に向かうことに。
「いやぁ…自宅が大きかったら、この看板を買わせていただきます」と言いたくなってしまう、この年季の入った看板を横目にしながら駅方面に進むと、和菓子屋さんを発見。
自分は、どちらかというと洋菓子嗜好が強いので、外観だけ眺めて駅に向かおうとしたのだが、ガラス越しにまばゆく輝く洋菓子のケースが目に入ったので入店することに。
今どきの洋菓子というのは、多色使いでインパクト勝負というものが多く見られるのだが、このお店はマンガ雑誌の巻頭カラーとオールカラーの違いのごとく、色は必要な分だけ使っている。
しかも、その色は果実による天然色や、チョコレートやスポンジによる色。やはり、お客さんの年齢層が高いことが要因か。で、ここで注文したのは、ちょっと面白い形をしたモンブラン。
洗練されたケーキ屋さんのそれよりも、立派な山の形をしたモンブラン。少しだけ固めのペーストと、その下に隠れたたっぷりの生クリームをスプーンですくうと、
核の部分にマロンを発見。ペーストも生クリームもあっさりとした甘さなのだが、ペーストのコクは生クリームの甘さとしっかりとアジャストされており、どちらかの印象が薄いということなく、最後の一口までペロリと。
シュークリームとモンブラン。どちらも洋菓子なのだが、不思議とどちらも、畳の部屋と日本茶が似合いそうな一品だった。
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