【くどうラーメン/青森県青森市】朝からしっかりラーメン

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ニコニコ通りを歩いていると目に入ったのが一件のラーメン屋さん。
店内に入ると、「食券を購入ください」と一言。前日に食べた「たかはし中華そば店」も食券だったのだが、青森のラーメン屋さん(ラーメンを出す食堂は除く)=食券制度というのが基本なのだろうか。
で、食券機を見るとこんな表示が。
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下のほうに見切れている、チャーシューやメンマの小さなPOPのデザインが妙に気を引くのだが、肝心のラーメンのほうは、4段階の量が選べるということだったので、中サイズを注文。
で、このお店のいいところは「おためしラーメン(100円)」というものがあり、最初にこれを食べて味が気に入ったら、今度は4段階の量を注文することができ、しかも100円は返金されるというシステムがあること。ただ、この方なら1,000円分ぐらいはおためしラーメンを食べるのでは。
そういえば、神保町のいもやも、天丼の大盛りを注文して全部食べきると100円返してくれるなぁ…と思いつつ席に座って食券を渡すと、ご主人らしき方が、「このマンガ、うちのことが書いてあるんですよ」と素敵な笑顔で、ラーメン発見伝の19巻を手渡してくれた。
ということで、これを読みながら待つ。すると、「ラーメンコンサルタントが、主人公達の作戦会議を盗み聞きしていた」的なページのところで、ラーメンが運ばれてきた。
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とにかく透き通ったスープ、そして油脂のない表面。まさに青森のラーメンの特長が前面に出たルックスである。まずは、スープを口にする。
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尖りのない醤油味のスープの土台である焼き干しを使ったダシは、魚系のクセがなく単純に旨みだけを感じさせ、ふわっと広がり、まろやかな味がそのまま舌に広がる。また、ベースにはトンコツも使っているものの、全体にすっきりとした仕上がりになっている。
組み合わせだけであれば、味の幅が広く「どっちなの?」といったスープであるが、答えがくどくない足し算になっていることが、飲み心地のよさにつながっている。
一方の麺は、
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少しソフトタッチな滑らかタイプの麺。際立った個性ではなく、スープのやさしさと同じぐらいに、麺からもやさしさが前に出た作りとなっている。さしずめ、ごはんと味噌汁のような関係か。
このお店は朝の8時から営業しており、親子連れが朝からラーメンを食べるというのも常識らしいのだが、それって実は、地元の味を知る食育的な活動にもなっているのではと思う。やはり、受け継ぎたいもの、受け継がれるものというのは、自然とそうなるのであろうか。

【この記事を書いた人】

【ローカルフードデザイナー/うまいものフォトライター】

元国家公務員→ブランディングデザイン事務所・合同会社ソトヅケの代表です。食や旅をキーワードとした会社やお店のブランド構築と、お客様に繰り返しご利用いただくための日々の支援に取り組んでいます。

商品企画、広告写真撮影、ブランドツール・コンテンツ制作、販促企画、広報支援等幅広くサポートしています。

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