青森県青森市・長尾中華そば駅前店 こく煮干し(750円)

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何かのために色々な活動をしたくても、
身体は一つしかないので、
優先順位を決めて、
効率的に時間を使うしかありません。
自分にとっては昼の時間がまさにそれで、
外との接点が少ない空間から街に出て、
自分なりに見て食べて感じて記して・・・
という生活を9年近く続けてます。
そんなこともあって、
自分は郷土食コーディネーターという顔で、
食文化や食材を魅せる地域活性化のお手伝いをさせていただいてますが、
この日は自分がお手伝いさせていただいた商品について、
青森で講演させていただきました。
で、そんな日の朝。
朝からがっつり食べないと一日持たないこともあって、
青森駅のすぐそばにある長尾中華そばに行きました。
隣の隣にある埼玉屋食堂のいくら丼も、
捨てがたかったのですが、この日の気分は朝ラーだったのです。
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本当は裏メニューの「ごく煮干し」を注文したかったのですが、
置いてなかったので、濁点を一つ減らしたこく煮干しにしました。
丼から香る煮干しの香り、
そもそも、煮干しは味噌汁の出汁に使われるのですから、
朝との親和性が高くない理由はありません。
レンゲでスープを掬って口に運べば、
寝ぼけ眼がパチっと開くほどの、
煮干しの旨味が広がります。
勢い付いたところでモチモチの手打ち麺を啜れば、
煮干し濃度が高まって、
すぐに食べ干してしまおうスイッチが入ります。
これは健全な中毒。仕方がありません。
麺がなくなったところで、
無料のライスに煮干しのスープを注げば、
味噌汁ご飯ならぬ煮干しスープご飯。
これが旨いんです。
改めて、朝っぱらからラーメンを食べる自分は、
悩ましいぐらいに食いしん坊だなぁと思うのです。
だから、この生活が続いているんだなぁと。
昼時間に何もしなくても時間は過ぎて行きます。
でも、それだと何も生まれないと思っています。
だから自分は、自分にできることで、
地域を元気にするお手伝いをしていこうと、
強く思うのです。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

企業とお店の外付け商品開発・広報部として、国・地方自治体時代の経験とマーケティングの組み合わせで、作る×伝えるでお客さんとの繋がりを丁寧にサポート。

企業やお店の商品企画開発と撮影・PRツール制作を中心に、皆さんの想いを揺るぎない価値に変換します。

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