【はかたや/福岡県福岡市】眠気も吹き飛ぶ鮮やかな看板と290円の博多ラーメン

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博多の朝ご飯探しに空腹のままに中洲のホテルを出て、博多座の側から川端通商店街を歩いていると、目に飛び込んできたのは赤と黄をブレンドしたパワフルな看板。その色合いに眠気は吹き飛び、『ラーメン290円』の文字に入店しない理由はありませんでした。

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カウンター席に腰を落ち着けて、グ〜と響く胃袋の鳴き声をBGMにしながら壁に貼られたメニューを見ると、確かに博多ラーメンが290円!これは嬉しいっす!!

一番高いラーメン定食以外、全てワンコインで賄える気前の良さに、どれを食べるか迷いそうになりますが、今は朝ですラーメンです。ということで博多ラーメンを注文。「固さは?」というお店の方の呼びかけに、一瞬躊躇しながら「バリカタ」の4文字を。えぇ、単にバリカタって言いたかっただけです。

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注文して5分とかからず着丼したラーメンは、この上なくシンプルなルックス。白濁したスープの中に堂々たる主役として麺が泳ぎ、チャーシューとネギが色を添える。看板と真逆な色合いが、なんかいい感じです。

バリカタの麺をすすれば唇に固さを感じ、クミクミと奥歯で噛みしめるほどに粉が少しずつほぐれ出し、口の中で粉一粒一粒がスープをまとっていきます。意外だったのがスープの濃さ。飲みやすい頃合いの味付けは、朝にうってつけですよ!奥さん!!(っていうぐらいに、女性にも食べやすい味加減なんです)

一杯目はそのまま食べて、替え玉で高菜や紅生姜調整をかけようかなぁ…と思ったのですが、スープを飲んでいるうちにお腹がいい塩梅に。替え玉は次回の宿題にしましょう。

「まさか、首都圏にないかなぁ…」と、淡い期待と共に食後に色々と調べてみたところ、このお店を手がけているのは『昭和食品工業株式会社』という飲食チェーン。

なんだかバリカタ以上に固めな名称なのですが、「飲食チェーンは製造直売業であるべし!チェーンストア網を築くには、工場運営方式を採用しなければ!」という感じに意訳できる、先代の社長が持っていた思いが詰まった社名なんだそう。

しかも、年中無休の24時間営業。頼れる存在が手がける身近な一杯が博多の胃袋を支えています。

プロフィール

住みたいグルメは、日本全国の美味しいものを巡るグルメブログです。

2004年から書き溜めたランチ日記をベースに、街の食堂からパン屋まで「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれた店を厳選紹介。

ランチや旅の目的地探しに役立つリアルな食レポで、日本中の住みたくなるほどおいしいものをお届けします。

インタビューから撮影・執筆まで一気通貫で手掛けるフォトライターとして、「100年食堂」などのウェブメディアへの執筆も手掛けています。

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