【浮浪雲/池袋】ブラックチキン(720円)

02/09/2014東京,練馬区/豊島区/板橋区,ラーメン・ちゃんぽん,ひるベター!!

浮浪雲-01

行きつけのラーメン屋さんに、新メニューの予告看板が掲げられると、待ち遠しいものです。

で、数日前に見かけたのが「9月1日、ブラックチキン」の文字。春日にある2号店では、既に限定メニューとして提供されていましたが、ようやく池袋にお目見えです。

早速、食券機でボタンを押そうとしたところ、小ライスつきというボタンを発見。ただし、そこには赤く「売切」の文字が灯ってました。

ということで、麺大盛で注文し待つことしばしで丼が目の前に。一番の特長はストレートの平打ち麺。整然と丁寧に並べられた姿はまるでイカダのようです。

その上には鶏チャーシューとたっぷりのほうれん草、ブラックということで3枚の大きな海苔が、ダムのようにそびえ立っています。

スープにレンゲをスッと挿せば、トロンと滑らかな感覚が伝わり、口に運べば定番の鶏白湯の濃厚な旨味に、脂のコクとかえしの強さが折り重なって、実に男子向けの味わい。平打ち麺にしっかり絡み、啜れば啜るほどに、唇が滑らかに動き、段々と勢いがついていきます。

で、これだけしっかり目のスープなので、ほうれん草が効いてきます。少しずつ解してスープと麺に絡めれば、青さが味のアクセントにもなって食べやすさも加速します。

海苔の香りとチャーシューの弾力に見守られつつ、スープもしっかり飲んでごちそうさまでした。次は売切ボタンが灯る前に、小ライスセットを注文したいものです。きっと、スープに海苔が絡めば素晴らしいお雑炊になってくれるでしょうし。

著者プロフィール

takapu

ごはんフォトグラファー/Local-Fooddesign代表
食にまつわる各種コンテンツ制作(フォトグラファー、エディター、フードライター、インタビュー)、商品開発・リニューアル提案、PRツール・ロゴ制作などを手掛けます。
創業75年以上の老舗食堂を紹介するウェブサイト百年食堂の制作・運営もしています。
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Posted by takapu