経堂・いちまん ぶどうのパフェ(1,000円)

11/09/2014東京, 世田谷区/目黒区, スイーツ, ひるたび・さんぽ

いちまん-01
経堂駅の北口、コルティを中心とした商業エリアから
少し外れたところに、大きなガラスドアのお店を見つけました。


ケース越しに輝くケーキの姿、
産地以外ではあまりお目にかからないような、
「マンゴー」「もも」と描かれた幟。
そしてソフトクリームのオブジェに、シーズンメニューが描かれた黒板。
甘味やフルーツを店頭で謳う方法は多々あれど、
ここまで分かりやすく要素を盛り合わせにしているお店は、珍しく感じます。
しかも、店名はイチゴとマンゴーを組み合わせたものですし。
果物の農家さんが経営しているというお店ということで、
店内にはフルーツの入った冷蔵ケースも完備されています。
気に入ったら買えるというスタイルですね。
いちまん-02
奥のカウンター席でグランドメニューに手を伸ばそうと思ったところ、
小さなシーズンメニューが手招きしてきました。
マンゴーにマスカットに桃。
店内の壁に掲げられた収穫時期のカレンダーに連動して、
旬を迎えたパフェやドリンクの文字も瑞々しく感じます。
いちまん-03
注文を済ませたところで、「試食です」として運ばれてきたアイス。
濃厚なミルクベースの中に、いちごのスッキリした酸味と甘味が溶け込み、
口溶けの中で、さすが「いちまん」だと思わせてくれます。
いちまん-04
そして、主役の登場です。ぶどうたっぷりのパフェ、
シャインマスカットの輝きが、宝石のように並びます。
皮ごと食べられる鮮烈な甘さと、
その甘さをふんわりと包み込むソフトクリーム。
どちらも高濃度なので片方の味が前に出過ぎることなく、
パフェグラスの中でしっかりと掛け算がされています。
いちまん-05
もちろん、マスカットは中までぎっしり。
コーンフレーク的なものは席を外しております。
最後の一口に向かうに連れて、ベリーのソースの酸味が本領を発揮し、
口が重くなることなく、記憶の鮮度を保つ役割を果たしています。
椎名町の「cafeのら」もですが、
やはり果物屋さんとパフェの親和性は高いものです。
店頭に並ぶ果物で季節の移ろいを感じるように、
ソフトクリームとの掛け算で生まれる甘さの記憶は、
シーズンベストのスイーツとして昇華した時にしか出会えないもの。
イチゴが主役になる季節も一歩一歩近づいてます。
でも、その前にもう一度梨とかあたりがあれば…と、
脳内での収穫は止まりません。

この記事を書いた人

takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家/Local-Fooddesign代表。「10年後でも古びないモノ・コトづくり」をコンセプトとした商品・サービス開発、既成品リニューアルをはじめ、食と旅がテーマのコンテンツ制作・事業、編集、撮影、執筆、漫画原作、講演を手がけています。プロフィール・事業実績はこちらから

Posted by takapu