中板橋・めん屋高樹 あっさり鶏白湯そば(680円)
ある日訪れた中板橋の駅。「なかいた」の文字が記されたアーケードを起点に、
いくつもの商店街が縦横無尽に伸び、街中に住み易さが満ちあふれている。そんな感じです。
そんな一角に見つけたラーメン屋さん。空腹と鶏そばの文字に惹かれて店内に入ると、鶏そはは濃厚系とあっさり系の二種類。
寒い中を長時間歩いていたこともあって、身体はスープを飲み干したい気分。自然とあっさり鶏白湯のボタンを押していました。
黄金色に染まったスープに泳ぐ中細麺、丸い鶏チャーシューと長めのメンマ、そして糸唐辛子の赤が咲く刻み玉ねぎの山。スープを口にすれば、キレ味のある鶏の旨味と脂のコク。呑み続けても口が重くなる感じはありません。
その勢いで麺を啜れば、口内調理で小麦の甘さが折り重なって食べ応えは加速します。
そして、サービスで出された白いごはんには、スープをなみなみと。
バリエーションが豊富なお店なので、気分で選べる安心感もありつつ、この一杯の決め打ちができるのも嬉しい限り。界隈に住んでいたら、通いたくなるお店です。