青森駅・くどうラーメン ラーメン(中・450円)
旨いランチと地元食フリークの皆様、お待たせしました。ひるどきでございます!!!!!!
さて、現在のひるどきは何位になっているでしょうか?
とても700円とは思えないいくら丼を腹八分まで食べて、一度ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウト。そして、こちらの方から教わった、「チェックアウト後も、荷物を預かってくれるホテルが多い」というルールに従ってお願いし、荷物を預けて向かった先はこのラーメン屋さん。
店内に入ると、「食券を購入ください」と一言。前日に食べた「たかはし中華そば店」も食券だったのだが、青森のラーメン屋さん(ラーメンを出す食堂は除く)=食券制度というのが基本なのだろうか。
で、食券機を見るとこんな表示が。
下のほうに見切れている、チャーシューやメンマの小さなPOPのデザインが妙に気を引くのだが、肝心のラーメンのほうは、4段階の量が選べるということだったので、中サイズを注文。
で、このお店のいいところは「おためしラーメン(100円)」というものがあり、最初にこれを食べて味が気に入ったら、今度は4段階の量を注文することができ、しかも100円は返金されるというシステムがあること。ただ、この方なら1,000円分ぐらいはおためしラーメンを食べるのでは。
そういえば、神保町のいもやも、天丼の大盛りを注文して全部食べきると100円返してくれるなぁ…と思いつつ席に座って食券を渡すと、ご主人らしき方が、「このマンガ、うちのことが書いてあるんですよ」と素敵な笑顔で、ラーメン発見伝の19巻を手渡してくれた。
ということで、これを読みながら待つ。すると、「ラーメンコンサルタントが、主人公達の作戦会議を盗み聞きしていた」的なページのところで、ラーメンが運ばれてきた。
とにかく透き通ったスープ、そして油脂のない表面。まさに青森のラーメンの特長が前面に出たルックスである。まずは、スープを口にする。
尖りのない醤油味のスープの土台である焼き干しを使ったダシは、魚系のクセがなく単純に旨みだけを感じさせ、ふわっと広がり、まろやかな味がそのまま舌に広がる。また、ベースにはトンコツも使っているものの、全体にすっきりとした仕上がりになっている。
組み合わせだけであれば、味の幅が広く「どっちなの?」といったスープであるが、答えがくどくない足し算になっていることが、飲み心地のよさにつながっている。
一方の麺は、
少しソフトタッチな滑らかタイプの麺。際立った個性ではなく、スープのやさしさと同じぐらいに、麺からもやさしさが前に出た作りとなっている。さしずめ、ごはんと味噌汁のような関係か。
このお店は朝の8時から営業しており、親子連れが朝からラーメンを食べるというのも常識らしいのだが、それって実は、地元の味を知る食育的な活動にもなっているのではと思う。やはり、受け継ぎたいもの、受け継がれるものというのは、自然とそうなるのであろうか。
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