青森県深浦町・広〆 さざえちらし(1,600円)

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十二湖を散策し、お腹が空腹になったところで立ち寄ったのがこのお店。GW中ということもあって、店頭の駐車場には1台の猶予もなく、「これは…いかん!」と思ったものの、道の向いにあった駐車場に空車スペースあり。
ということで店内に入る。すると、カウンターと小さな座敷、そして奥には大部屋。食べるのに集中したいモードにも、くつろぎたいモードにも浸れる素敵な三段構えとなっていたが、大部屋に入って窓の外を見ると、そこは五能線の線路。鉄分豊富な方にはたまらなくオススメしたいロケーション。
で、注文したのはさざえちらし。日本海に面した土地柄もあって、深浦町の食卓に欠かせない食材でもあるさざえが、ちらしの主役になっているのを見るのは初めてだ。
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運ばれてきたさざえちらしは、同じく深浦名物の「つるつるわかめ」や、一般的なもずくとは違ってコリコリした、このエリアならではのもずくが入った味噌汁がセットになっている。でも、やはり主役が放つオレンジ色に目を奪われてしまう。ここにわさび醤油を注いだところで、おもむろに口の中へ。
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コリっとしたさざえが歯に当たる度に感じるのは、さすがの鮮度、そして甘み。ご飯に混ぜられた細かく刻まれたガリが効いていて、弾力のコントラストがしっかりと表現されている。
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そこに別皿で盛られたいくらを組み合わせると…
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もう、たまらない。甘さと深いコクが組み合わさった味は、自然の恵みであり深浦の恵み。というより…旨さがずるすぎる。ちなみに、このお店にはいくらとうにの丼もあるのだが、次回の自分は「さざえちらしをベースにして刺身の盛り合わせを注文しよう。」と、早くも画策する今日この頃。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

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