【来集軒/さいたま市】これぞ浦和の味!オールドスタイルの実直な旨さがぎっしり詰まったチャーハン

【ライタープロフィール】
takapu

2004年から日本全国のおいしいものを撮り綴ってきた「ひるどき日本ランチ日記」を再構築。
街の食堂からパン屋さんまで、日本全国の「これを食べたいから、ここに住みたい!」と強く惹かれたお店を、元国家公務員のフォトライターがご紹介します。
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一昨年オープンしたアトレ浦和を皮切りに、着々と再開発が進む浦和駅。そんな駅の西口から歩くこと約5分、閑静なさくら草通りの一角に佇むのが来集軒です。

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以前、もやしラーメンを食べた時に迷ったのがチャーハン。町の中華料理店とは一線を画した器のデザインや音引きの波線感など、そそるポイントが盛りだくさんの料理サンプルで確認したら店内へ入ります。

カウンター越しに注文すると高齢のご主人の手がキビキビと動き出し、全身で中華鍋を振るう姿に頼もしさを感じます。

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サンプルで見たままの姿で目の前に登場すると、中華鍋で炒められるお米のように心が跳ね踊ります。早速一口レンゲで運べば、油多めのしっとり系でも軽やかパラパラ系でもない、来集系といっても過言じゃない舌触り。ムラなく味が馴染んだお米と卵のハーモニーに嬉しさが止まりません。

二口三口と運ぶうちに、チャーシューの塩味が口の中に溢れ出してお米にコーティング。アイキャッチだった海老とグリンピースも、歯ざわりや風味役として効いてます。

あっさり系のスープを挟みながら、あっという間にごちそうさま。400メートル走を終えたような一気呵成感、これぞチャーハンの醍醐味です。

西口の再開発は2018年のアトレ浦和拡大開業を皮切りに、2020年ごろまでは続くとのこと。あと3年と聞けば長いなぁと感じるものですが、来集軒が昭和25年から歩んできた歴史を思えば短いもの。このお店にはずっと町の変化を見守って欲しいと願うばかりです。

※残念ながら、現在は閉店しています。