虎ノ門・香港麺 新記 冷やし中華(850円)
冷やし中華が食べたくなるときって、
どんな時でしょうか?
食後は心のランキング第一位になるものの、
12:02分ぐらいにはまだランキング圏外。
一歩一歩、汗が滴るに連れてカウントダウンが始まり、
何を食べようかのイメージが絞られて、
うどんを食べる自分、そばを食べる自分の姿が
浮かんでは消えの繰り返し。
で、ふと「あ!」といった具合に急に頭を駆け抜けるのが、
冷やし中華の文字。自分の場合、そんな感じだったりします。
で、「そういえば、入口でこの文字を見たなぁ…」という記憶に導かれて、
向かった先は香港麺新記。
このお店、温かい麺類を香港麺か日本麺で選べるのですが、
冷やし中華はどちらでもなく、幅広ムチムチの中華麺。
蒸し鶏と卵焼きの親子具材に、ミニトマトが彩りを添える器。
そこにクラゲのコリコリ、胡瓜のシャキシャキによる、
食感和音の心地佳さが加わり、海老のプリプリはワンタン由来の安定感。
あとは「思いきりよく啜って啜って啜りまくれ!」
の勢いが大事です。
もちろん、勢い余って甘辛タレが飛び跳ねるのには要注意。
この時期の飛び跳ねは、ねぶた祭りにお任せしたいものですよね。