GW中に青森に行った際、
ルートの都合で食べることができなかったのが、
味噌カレー牛乳ラーメン。
無敵のトライアングルで生まれるあの味は、
決して東京では食べることはできないと思っていたゆえ、
煮干しラーメンと同じく、自分が青森に行く目的の一つだったのだが、
六本木にこれを出すお店があるということで早速訪問。
六本木にある「六本木ラーメン」という、
きわめて分かりやすいそのお店に行くと、
店頭の看板には、味噌カレーミルクラーメンの文字があった。
ということで、早速食券を買ってカウンターで待つ。
数分後にやってくる楽しみを思えば、
待ち時間なんて全然苦にならない。
そして、目の前に丼が。
たっぷりのフライドオニオンがアイキャッチとなり、
その下にはもやしにニラ、あるいはタマネギといった
たっぷりの炒め野菜と炒められたひき肉。
でも、やっぱりカレーしているスープの色やカレーの香りが、
何よりもこのラーメンを物語っている。
本場の味噌カレー牛乳ラーメンよりも、
味は全体的に濃厚な作りになっていて、
野菜やスープに入った胡麻の旨味が、レンゲを介して舌を少しずつ
北上させてくれる。
麺も、軽く縮れが入った黄色の麺。
ずずっと啜ればより一層、気持ちを北上させる。
東京的になっているアレンジも含めて、
改めて味噌とカレーと牛乳のトライアングルが、
いかにパワフルな組み合わせかを感じさせるこの一杯。
下北半島にある、お盆にスープが並々と溢れ出す、
あの名店に習ったという味噌ラーメンも見逃せない。
六本木・六本木ラーメン 味噌カレーミルクラーメン(980円)
