有楽町・慶楽 牛肉伽哩飯 (1,000円)

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有楽町のガード沿い、
昭和25年から営まれている慶楽。
このお店の定番といえばスープ炒飯ですが、
自分が好きなのが、開業時と同じレシピで作られている
このカレーライス。
まだ、カレー粉が手軽に手に入る前の頃、
お店の方がスパイスをブレンドして今の味を作り上げ、
60年以上も食べ継がれている一品。
最初は軽い口当たり、でもしっかりスパイシー。
大きな牛肉に玉ねぎのシャキシャキ感、
そして揚げられたジャガイモの組み合わせが、
やみつきになってしまいます。
色々なお店で、色々な料理が現代的にアレンジされている中、
クラシックがそのまま残っているのは、
本当にすごいこと。
この一皿は揺るぎない仕事を味で伝える媒体であって、
お客さんを媒体として広がった、
奇跡の輪みたいなものなんだろうと思うのです。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

商品企画開発から執筆・撮影、ウェブサイト・パンフレット等のPRツール制作など。作ると伝え届けるの領域で、企業やお店の売上作りをサポートします。

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