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青森→十和田→八戸→弘前 しょうが焼きとナポリタンで、青森流カリナリーツーリズムをする約300キロ ~その5・日本にナポリタンを出すお店は星の数だけあっても、「ナポリタン」で食べるナポリタンはここにしかない!~

投稿日:10/06/2008 更新日:

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 青森流カリナリーツリズム二日目。
 おそらくショウガヤキストにも、そしてナポリタニストにとっても、青森訪問のメインイベントは、このお店に来ることだったに違いない。通称、ナポリタンの聖地。それが、弘前公園の目の前にあるお店、ナポリタン。
 青森市から車で移動中、このお店のことばっかり話していたが、どうやら想像していたお店の姿というのが、ちょっと古めかしいレンガ作りの洒落た洋食屋さんというイメージだったらしい。でも、そんなに青森は簡単じゃない。


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 白い外壁の小さなお店、これが弘前のナポリタンである。それが証拠に…
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 このとおり。
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 店内だって、どこかサイケデリックな照明なのに、テーブクロスはギンガムチェック。このミックス具合が、ナポリタンというアイテムの無国籍な位置づけを象徴している。
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 でも、メニューを見れば、そこはナポリタン天国。イタリアの国旗が何ともかわいい。もちろん、注文したのはナポリタン。人気No.1の文字に誘われて、カルボナーラを注文するのは、2度目の訪問以降というのが流儀だ(と思う)。
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 このお店は、ご夫婦だけで最大16席程度を切り盛りしているので、少し出てくるまでには時間がかかる。その間、お店の一角にあるお客さんが書いたファンブックを眺める。
 そして、これを読むと弘前におけるこのお店の意味が、心に染みてくる。小説家のように巧みな表現でもなく、脚本家のように饒舌な言葉で書かれている訳でもない。
 でも、熱い思いが詰まっている。普通の「ありがとう」という言葉が、心からのありがとうに思える。
 そんな、ここに来るお客さんの心を虜にする一皿が、目の前に運ばれてきた。
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 しっとりとパスタに絡まるトマトケチャップ、シャキシャキのタマネギ、ピーマン、そして、プリプリのエビ。細かく刻まれたゆで卵が上に盛られているのもいい。
 フォークで一巻きして、一口食べるとスイッチが入る。コクがあって酸味も効いていて、脳内イメージと一致する素朴で懐かしい味。まさに、これが日本のパスタ。ゆで卵の甘さもパスタにありがちな単調感を消す役割以上に、この一皿に色を添えて豊かなものにしてくれる。
 そして、食後にはこのお店のもう一つの名物である、白いパフェを食べる。
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 ケチャップの紅とパフェの白、その意味で純日本的なこのお店は、弘前市の顔であると同時に、弘前をナポリタンの街にしている。硬い話をすれば、市の観光協会はこのお店の凄さを、もっと全国に発信すべき。
 でも、そんな話を別にして、このお店で食べるとみんなが笑顔になる。日本が生んだ国民食の一つを店名に据えたナポリタン。そこで自分は、次もナポリタンを注文すると思う。
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takapu

ローカルフードデザイナー/伝承料理研究家 食や旅をテーマにした商品開発や既成品リノベーションを始め、コンテンツ企画、取材・執筆・撮影、PRツール制作、漫画原作、講演、事業所の強みづくりコンサルティングを手がけています。 詳しいプロフィールはお仕事に関するお問い合わせは、下のリンクからお願いいたします。

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