2011年の青森ねぶた。

09/08/201117/08/2018青森,東北,ひるたび・さんぽ

考えてみると、東北新幹線が新青森まで延伸し、
青森駅前にA-factoryができてから、初めてのねぶたとなる。

駅前には冷たい煮干しラーメンやアップルサイダー、
あるいは自分が大好きなジターヌがテントを出し、
お客さんを歓迎していた。

着ぐるみでねぶたに参加するこの方は、
練り歩きが終わった後のビールが、
さぞかし美味しかったはず。

海風に吹かれながら、跳人も集合場所へと向かう。
その先には、毎年この時期に青森に停泊する「飛鳥Ⅱ」。
自分も毎年この姿を見る度に、
「でかいなぁ・・・」と感心してしまう。

ねぶた小屋「ラッセランド」に足を運ぶと、
出陣前のひと時を小屋で過ごすねぶたの勇姿。

で、これが今年のねぶた大賞を受賞した「四神降臨『白虎と青龍』」。
白虎の迫力は圧巻の一言。

さぁ、そろそろ出陣の時間。
多くのお客さんが見守る中、晴れ舞台へと向かう。

そんな中で偶然知り合いに遭遇し、
手渡されたのがこの鈴。
青森の縄文遺跡を世界遺産に登録するキャンペーンの、
イメージキャラクターであるJタローの、
ちょっとユルい「ラッセラー」がいい感じ。

背中で物語るねぶたへの愛、
一歩動けば鈴が鳴り響く。

陽が傾くと、ねぶたに灯りが入る。
運行が始まる前に、我らの誇りを背にして記念撮影。

基本、青森のねぶたは企業がスポンサーとなって、
ねぶたが製作され運行されているが、
この「私たちのねぶた自主製作実行委員会」は、
多くの方からの寄付によって毎年参加している。
この日は土曜日、
今年のねぶた祭り開催期間中の集客数は、
前年に比べて二桁パーセンテージ下がったというが、
なんだかんだ言っても、混雑していることには変わりない。
実は今回、自分も通り沿いに定位置を構えることができず、
遠目でねぶたの勇姿を見守ることに。
でも、今年はねぶたに会うというよりも、
ねぶたきっかけで帰省し、
青森の知人に会うという感じだったので、
囃子の音色とラッセラー！ラッセラー！の響きを、
身体で感じただけで、幸せだったりする。

Posted by takapu