黒石市・マルタフルーツストア 焼きそば

081219-06.jpg
黒石焼きそばは、特定のお店で食べると「うーん…他のお店の味は、どんな感じなんだろう。」と、絶対に気になってしまう食べ歩きアイテム。だからこそ、飽きることなく次から次へとお店を渡り歩きたくなる。

黒石商業高校前のお店で食べた後、次に向かったのは三角屋根が目印のこのお店。看板は出ていないものの、この建物自体が看板だ。
店内に一歩入ると、目を落ち着かせる場所がないぐらいに、色々な商品が陳列されている。
確かに、フルーツストアということで店内には果物も売っているが、それ以上にお菓子やら生活雑貨やらが置かれており、まるで昭和のスーパーみたいな趣がある。
ただ、その中でも一番目を引いたのはお惣菜ケース。焼きそばを食べにこなければ、この中身を1,000円分ぐらい買って帰りたくなるラインナップ。そして、その魅力を高めてくれるのは、お店の奥から聞こえる揚げ物の音。
ところが、このお惣菜ケースには焼きそばの姿が見当たらない。お店の方に伺うと、「そこ、そこ、発泡のケースがあるでしょ?」

DSC_2422.jpg
あった。ガムテに焼きそばの文字がしっかりと書かれている。

081219-08.jpg
ドラクエの宝箱を開けるような感覚でフタを開ける。すると、大小の透明ケースに入った焼きそばの姿が視覚を、ふわっと香るソースが嗅覚を虜にする。やられた、大も小も買うしかない。

081219-09.jpg
熱々のところを車の中で食べると、甘辛のソースが太平麺にしっかりと絡んだ、気取るとこなくシンプルで温かみがある味。具がほとんど入ってないのも、麺が主役の黒石やきそばらしくていい。だから、思う存分口の中にすすって、モグモグと頬張る。で、ごくり。
食べ終わるころには、車の中はソースの香りで満たされた。洋服にもかすかながらのソースの香り。でも、それもまた醍醐味だ。

【この記事を書いた人】

合同会社ソトヅケ代表社員/Local-Fooddesign代表

商品企画開発から執筆・撮影、ウェブサイト・パンフレット等のPRツール制作など。作ると伝え届けるの領域で、企業やお店の売上作りをサポートします。

行政時代から地域で培った経験と実績を元に、課題の抽出整理から施策の実行まで、皆さんの目標を達成するパートナーとして伴走します。

ポートフォリオやサービス内容は、名前に貼ったリンクからウェブサイトをご覧ください。ご相談やお問い合わせもお気軽に!

住みたいグルメ!をフォローする
青森東北