やっぱり、日本の春にはこの桜が欠かせない。
思えば、去年は雪色に染まったものの、今年は晴天に恵まれた弘前の桜。
今年の青森は4月も寒さが続いたために、県内全般で桜の開花は遅れ気味だったものの、満開まであと数日とされていたこの日の姿でさえ、十分に思えてしまう。
ゆっくり歩き、お気に入りの桜を見つけて写真を撮って、桜色の空気に染まる。
そんな桜の姿をカメラに収めんとする人の層、そのお目当ては
津軽の母なる山・岩木山と桜の共演。白く染まった山頂の姿は、雲よりも純な白だった。
道を挟んだ津軽藩ねぷた村の前にて、コーヒーとドーナツを片手に一休み。外堀にずらっと並ぶソメイヨシノは絶景だ。
さぁ、公園の中へ。太陽が高くなるにつれて、街には笑顔の数が増えていく。